どーも院長です。やっとのことで9合5勺の山小屋にたどり着いた院長。
この山小屋でも事件が!!
着いたころには午後6時過ぎ。どんどん気温が下がるんです。さぶいさぶいさぶい。
ストックを折りたたもうとしたら、あれっ?折りたためない。明らかに壊れている。
5合目でも伸ばしても伸びにくいし固定できない状態だった。
なんとか、歌手の谷村しんじ似のガイドさんに頼み、折りたたむことに成功。
山小屋の宿泊スペースは狭い。横幅40センチ 縦幅180センチ程度。
院長はすでに仰向けで寝れない状況に!
男女お構いなしにすし詰め状態。
ここで熟睡できる人は凄い。
ここでブラジリアン柔術家の今中先生が、仰天発言!
「寒い・・・。風邪引いた・・・・。寒い・・・・。」
ここでは掛け布団も2人で兼用。2人で1つだから両サイドで半分ずつ。2枚の薄い掛け布団。
気づきましたか?皆さん! 両端の人は1枚なんです。端は寒いのにです。院長は、端から2人目。
何とかしのげましたが、小島っくす先生は1枚。彼はこうつぶやきました。
「これも、試練」
北斗の拳みたいや!
そして院長はこのとき極度の頭痛に襲われており、高山病かな?と、思いましたがどうやら
私が思うに足の痛みが増幅して頭痛になっているんだと感じました。
その横で今中先生が
「寒い・・・。風邪引いた・・・・。寒い・・・・。」
さすがに院長は気の毒に思い、兼用掛け布団を今中先生にそっと掛けました。
そして朝1時半。院長は、激痛の最中にいました。とりあえずあれをしよう。
「そう。ドーピング。」
厳密に言うと、ボルタレン(座薬)を入れにトイレに行きました。
トイレは激寒の外にありました。空にはお星様が輝いていました。
座薬を入れて、寝床に向かう時に驚くべき事態になっていました。
そうです。隣の今中先生が私の寝床を奪っているんです。
他の方は縦に窮屈そうに寝ておられました。
そうともしらず、院長は今中先生の頭の横に足を置いた瞬間
「むにゅ????」
彼の腕をおもいっきり踏んでしまいましたが、彼は寝たままでした。
寝床を奪われ仕方なく起きていると、薬が効いてきて、
かかとをゴンゴンしても痛くなくなりました。
「これは使える。」
院長はつぶやきました。
そして2時過ぎ。小島っくす先生と中西先生と3人でフジヤマ登山反省会が始まりました。
院長はこう彼らに宣言しました。
「ここまできたらフジヤマの最高峰で御来光を見て、
お鉢めぐりもするんだ!」
ところで・・・今中先生はというと・・・・
彼は起こしても起きない状態。つまり・・・・・そう・・・・・・
「熟睡」
この状況で熟睡。彼は凄い。
さて起床時間。御来光を見るために頂上まで登ります。
ゆっくりと、ゆっくりと自分のペースで登りました。
途中、自分のストックで自分の靴ひもをさしてしまい靴ひもが外れる
アクシデントがあったり、ストックが急に縮んで左すねを岩にしたたかに
打ち付けるアクシデント(どちらも壊れたストックが原因)がありましたが
何とか頂上へ。
次回、感動のフィナーレ!こうご期待!!
それでは、ぱーと6でお会いしましょう! さよなら さよなら さよなら~